4月からの臨床美術ボランティアの記録です。遅くなりましたがUPさせていただきます(^^♪
~先生より~
昨日4月2日の臨床美術のご報告です。今回は満開の桜の時期に、桜の絵を描きました。板に墨汁で木(幹を枝)を描き、オイルパステルで春の空気や花、木肌などを描いていくプログラムでした。墨汁を板に垂らして傾けていくドリッピングという手法でしたが、慎重に描く子、大胆に動かす子、自分の思うようにしたくて墨汁をすくうスプーンで描いていく子、木の段階でそれぞれ違う魅力的な枝ぶりでした。その上に春の空気を描いて、ピンクや赤や白、様々な色で花を咲かせました。4名の子供達に、先生も参加してくださって、5本の桜が満開に咲きそろいました。
今回初参加の2年生の男の子は、最初から楽しそうに集中してとりくんでくれて、もっともっと描きたいという気持ちが伝わってきました。他の子供達も、いつもにもまして個性的な作品を作ってくれました。3カ月ぶりに会えて嬉しく、参加に感謝です。
5月14日土曜日の臨床美術セッションのご報告です。
今回は、人物をクロッキー(速写)して、切って貼ってコラージュにした作品をル作りました。
まずは誰かにモデルとなりポーズをとってもらい、それを素早く描いてもらうのですが、最初は恥ずかしがっていた子供達。色々な写真をみせて提案したら、真似したり、自分なりにアレンジしたりして、途中からは大笑いしながら、全員がポーズをとってくれて、楽しいセッションとなりました。
大きいものや棒人間みたいなもの、小さなものや、色々なクロッキーが出来あがりました。それを切り取って台紙に貼り付け、余白に新聞紙や画用紙を貼ったり、オイルパステルで模様を描いたりして、ユニークな作品になりました。
一生懸命取り組む姿、無邪気に笑いころげる姿、また不思議な形を、「これは○○ちゃんの姿だよー。」という友達に、「ありがとう!」と言ってくれた子も、印象的でした。みんなの成長も感じられて、嬉しかったです。
臨床美術の先生、ありがとうございます★