みそのフレンズ

【みそのフレンズ】とは

《みそのフレンズ》とは、音楽学者にして音楽プロデューサーである瀧井敬子氏(元東京藝術大学特任教授)のユニークな発想と監修により、「聖園子供の家」、「聖園ベビーホーム」に暮らす子どもたちや「聖心の布教姉妹会」のご高齢のシスター方に、わかりやすい解説付きで超一流の音楽を届ける、心癒される活動です。

社会福祉法人みそのと瀧井先生との関係は、初代理事長の故江草安彦先生とのご縁に依ります。平成25(2013)年より、瀧井先生は江草安彦先生が名誉理事長を務められていた社会福祉法人旭川荘(岡山)において「グラチア音楽賞」を設けられ、その受賞者たちの演奏によって、障害のある人や子どもたちへ「生きる喜び」を届ける活動されてきました。「グラチア音楽賞」は、国内外の音楽会でトップ・ランナーとして活躍するだけではなく、人間性に優れ、他者への思い遣りを大事にする演奏家を発掘して、顕彰する賞です。

二代目理事長江草明彦氏が、藤沢の地でも子どもたち健全育成の支援、さらには高齢の シスター方の心を癒す音楽を届ける活動ができないかとご協力を依頼しました。こうして平成28(2016)年12月よりスタートした《みそのフレンズ》コンサートでは、「グラチア音楽賞」受賞者を中心にして、出演者はすべて瀧井先生が選定されます。

令和元(2019)年9月、同年4月には開設した高齢のシスター方が暮らす「聖アンナの家」のために、瀧井先生は藤沢の地の自然条件に適した、マホガニーのグランドピアノを日本楽器に特注して、寄贈して下さいました。現在は、そのグランドピアノを中心に「聖アンナの家」ホールで、毎月、いずれかの日曜日の午後3時より、夢のようなコンサートが開催されています。

なお、社会福祉法人みそのには、瀧井先生によりご母堂名義の「マリア和田節子ミュージック基金」が設けられ、《みそのフレンズ》の活動が継続的にできるように支援していただいています。

第48回 みそのF

第48回 みそのF

第49回 みそのF

第49回 みそのF

第50回 みそのF

第50回 みそのF

2016年12月11日第1回 みそのフレンズ(於:聖園子供の家 本館ホール)
フルート北川 森央
ヴァイオリン相川 麻里子
ピアノ佐野 隆哉
2017年 5月 2日第2回 みそのフレンズ(於:聖園子供の家 本館ホール)
ピアノ佐野 隆哉
ヴァイオリン佐藤 久成
チェロドミトリー・フェイギン
2017年 7月 8日第3回 みそのフレンズ(於:聖園子供の家 本館ホール)