年次報告

年次報告 - 苦情解決取組状況詳細(平成27年度)

 

聖園子供の家

苦情申出人: 利用者本人(男子中学1年生)
苦情申出年月日: 平成27年6月26日
苦情内容:

H職員とうまくいかない。なんでも力ずくで押してくる。話を聞いてくれない。本当に嫌な気持ちになる。もめた時、H職員も悪かったのに自分は無責任と言い張る。「そんな出したって変わらないよ」とか、いろいろおどしてくる。

解決内容等:

ホーム長対応
上記相談内容を本人から確認する。もっと自分の話を聞いてほしい、しっかり向き合ってほしいとのこと。このことを本人の名前は出さず、職員会議で周知させるので、改善が見られなければまた、意見箱に投書するように伝える。本人了解する。

苦情申出人: 利用者本人(男子小学6年生)
苦情申出年月日: 平成27年7月9日
苦情内容:

小学6年男子が暴力を振ったり人のまねなどをしてきて嫌だ。暴力などをやめさせてほしい。いつもしつこくやってくるから、指でさしてるのにやめてと言っても「違う人だよ」と言ってきて「嘘でしょ」と言っても「うぁー、疑うんだー」と言ってくる。だからやめてとも言えない。

解決内容等:

担当職員対応
本児を呼び、何があったのか話を聞く。夏休みに入ってから、部屋で一緒に過ごすことが多くなり、不満が溜まっている様子。テレビを見ようとしても急に変えられてしまったり、本児が来ることによって他児としていたことをやめてしまったりすることに不満があるようだった。相手児童の担当として、相手児童にはしっかり注意してこのような行動をなくしていく。

苦情申出人: 利用者本人(女子中学2年生)
苦情申出年月日: 平成27年7月19日
苦情内容:

私の存在価値とはなんでしょう。私の存在価値なんてないんです。私が死んでも誰も悲しみません。死んだ方がいいですね。近いうちに死ぬ予定です。車にひかれるか、飛び降りるか、電車にひかれたり、手首切ったり、強薬をいっぱい飲んだりすれば死ねると思います。どの死に方が一番楽ですか?教えてほしいです。

解決内容等:

女子職員リーダー対応
話を聞くと、担当職員に注意されイライラし書いたとのこと。本気ではなく、書いたことでスッキリしたとのこと。内容を見て、大人は心配していることを伝え、担当職員とも話せれば話ができるようにと伝える。

苦情申出人: 利用者本人(男子小学5年生)
苦情申出年月日: 平成27年8月27日
苦情内容:

中学2年男子がおやつを取ったり、暴力振るったり、敬語を使わせられたりするからつらい。

解決内容等:

園長対応
この件に関しては、担当職員と担当福祉司にも話はしており、一応、園長の耳にも入れておこうと思ったとのこと。

苦情申出人: 利用者本人(男子小学1年生)
苦情申出年月日: 平成27年10月12日
苦情内容:

中学2年男子に正座をしろと言われて正座をくずしたらベランダから落ちろと言われた。

解決内容等:

他ホーム長対応
「大人には言うな」と言われたので意見箱に書いたとのこと。ホーム長と担当職員へ、困っていることを伝え、解決するようにしてもらうことを話し、了承する。

苦情申出人: 利用者本人(男子小学5年生)
苦情申出年月日: 平成27年12月20日
苦情内容:

小学5年女子がみんなにちょっかいをいつも出していて強気になってるからうざい。
なんとかしてほしい。とくにおれのことにちょっかい。

解決内容等:

園長対応
思いの丈を紙に書かせたところ、気が晴れたようで、もう大丈夫とのこと。

苦情申出人: 利用者本人(男子小学4年生)
苦情申出年月日: 平成27年1月3日
苦情内容:

中学3年男子を保護所に連れてって欲しいです。お願いします。あと、今すぐ部屋を替えてほしいです。あと、早く担当を代えてほしいです。あと、中学3年男子を他の施設に行ってほしいです。

解決内容等:

心理士対応
他児とのトラブルで、仲裁に入った中学3年男子に暴言を言ったことで関係が悪化。中学3年男子とは同部屋だが、居られないとのこと。暴力もあるようなので、ホーム職員にも伝え、関係改善と部屋に安心していられるように相談をすることで了承。

苦情申出人: 利用者本人(女子中学2年生)
苦情申出年月日: 平成27年2月4日
苦情内容:

お金のことで全部私のせいにしないでほしいです。横浜めぐりの私が悪いわけじゃありません。わたしのせいにするな。お金払いません。

解決内容等:

ホーム長対応
解決済みだったが、担当職員の言い方が嫌だったとのこと。職員の子どもへの言い方を注意するよう、職員会議に出すことで了承。

苦情申出人: 利用者本人(男子小学5年生)
苦情申出年月日: 平成27年2月15日
苦情内容:

担当職員に手首をひねられた。

解決内容等:

心理士対応
他児とケンカになり、仲裁に入った担当職員から、互いに謝罪するよう言われたが、従わずに暴れてしまった。その時に両手首を持たれ、左手首が痛かったとのこと。その時に意見箱に投書したもので、その後、落ち着いて、謝罪もできたし、担当職員とも和解している。

苦情申出人: 利用者本人(女子中学2年生)
苦情申出年月日: 平成27年3月7日
苦情内容:

1日だけでもいいから、H職員に部屋に入ってほしい。

解決内容等:

心理士対応
話を聞くが、別のホーム職員なので「言ってもどうにもならないし、別にもういい」とのこと。

 

聖園ヨゼフ老人ホーム

苦情申出人: 利用者本人
苦情申出年月日: 平成27年4月19日
苦情内容:

「ホームにいるのがつまらなくなった」とホームへの不満を訴え、4月19日(日)に早朝の無断外出(家出)という行動に出る。本人は具体的理由として、食堂の席が変わったことをあげたが、その他色々と不満があった様子。
※当人は軽度の知的障害があり、正確な理由や状況説明がうまくできない。

解決内容等:

8時頃、施設内で所在が確認できなかったため捜索。近隣捜索においても発見できないため警察に捜索を願い、職員も捜索体制をとった結果、9時半、施設から14km離れた場所で兄宅へ徒歩で向かう途中のところを発見。帰園を勧めるが聞き入れる様子ないため、兄宅へ送り一泊、翌日、本人が落ち着いたところを迎えに行き帰園する。
帰園後、相談員が詳しく事情を聞くと、食堂の席が変わったことが気に入らなかったとのことであった。本人の話だけでは詳しくは分からないため、交流のある入居者や職員にも事情を確認すると、席の移動は他入居者の都合で行ったものであり、職員は席の移動を口頭で伝えたのみであったこと、移動先の席のテーブルに本人と関係の良くない入居者がいたこと、また、本人が許可されていない場所で隠れて喫煙している疑いがあり、職員に注意の目が向けられていたことが分かった。
食堂の席は元の場所に戻すことで本人は気が済む。職員の対応に不手際があったことを反省するためこの事例を園内研修で取り上げ、どんな事でも入所者への細やかな説明と配慮を行い、本人がきちんと理解、納得した上で同意を得ることの重要性を確認した。また、入居者自身に何か不信なことがある場合でも、それがはっきりせず疑いの段階である場合は、職員は不信の態度を本人にさとられないようにするべきであることを話し合った。

 

津和野幼花園

苦情申出人: 保護者
苦情申出年月日: 平成28年3月1日
苦情内容:

投薬について
障害児の母親より、風邪薬の投薬を依頼された時、担任が「原則として園内の投薬は原則、行っていませんが、医師より3回にわけて昼食後、必要と言われたのであれば・・」
との対応に対して、母親が「看護師がいると安心。そうすると薬の服用もできるので、考えてください。」という要望。

解決内容等:

担任から園長に連絡があり、母親にその後、園の状態(看護師の有資格者がいない現状)を伝える。障害をもっている事を踏まえて保育士を一人多く担当している事と、必要な対応はできうる限りさせていただき、薬に関しては医師の指示に従っていたしますので遠慮なくおっしゃってくださるように。」と対応する。

苦情申出人: 保護者
苦情申出年月日: 平成28年3月26日
苦情内容:

門扉に子どもが門の足をかけて登り、開けようとしており危険なので、足がかけられないように、透明のパネル等をはってはどうかという要望。(特に夕方のお迎えの時間)

解決内容等:

母親にその都度、子どもに「登ってはいけない事」と「お母さんと一緒でなければ門の外に出てはいけない事」をしっかり伝えるように話し、また、安全対策はパネル等を含めて考えていく旨を伝えた。
平成28年度の5月の保護者会総会で、危険な時の保護者の声かけの協力と園としても、安全に配慮し、環境を改善していく事を伝える。

 

みそのホームディサービス

苦情申出人: 利用者本人
苦情申出年月日: 平成27年6月30日
苦情内容:

昼休みの静養時、隣のベッドの方が起きたり・・・寝たり・・・を繰り返していたようで、眠れなかった・・・とのこと。

解決内容等:

謝罪し以後、ベッド配置対応するよう説明する。

苦情申出人: 利用者本人
苦情申出年月日: 平成27年8月29日
苦情内容:

入浴後、顔にオイラックスを塗ろうとしており止めたところ、“(ヘルパーさんが)買ってきてくれたと思うんだけど、家にある化粧水は、私の好みじゃないから、嫌なの・・・“と話す。

解決内容等:

職員が「お薬だから止めたほうが良いです」と言うと納得してくれている。ケアマネに連絡し対応(ヘルパー等)してもらうよう伝える。

苦情申出人: 利用者本人
苦情申出年月日: 平成28年1月11日
苦情内容:

“お弁当屋さん替えたらボリュームが少なくて美味しくないのよ…“と話している。

解決内容等:

ケアマネに連絡 → 宅配弁当屋変更となる。

苦情申出人: 利用者本人
苦情申出年月日: 平成28年2月25日
苦情内容:

夜中にトイレが近く眠れないとの訴えがあり、受診したいとの事で師岡医院に送っている。本人は良くなってきたと話していたが、昨日娘さんとかかりつけ病院を定期受診した時に受診した医院から「抗うつ剤」が出ていたとの事でかかりつけ医の先生が怒っていたとの事。

解決内容等:

病院にいく事は娘さん・ケアマネさんに伝えていたが、薬の内容確認等もっと配慮する必要があった。再度、娘に電話連絡し謝罪する。

 

みそのホームグループホーム

苦情申出人: 家族
苦情申出年月日: 平成28年2月28日
苦情内容:

前日(27日)職員(ケアマネ)から依頼された、水分補給用ジュースを持参し日勤職員に渡した途端に「こんなにたくさん飲ませるの?」と、すごい剣幕で言われた為不愉快な思いをした。

解決内容等:

当事者職員と他の職員が謝罪した。
 29日 主任がジュースのお礼と、職員間の申し送りが徹底していなかった事が原因で、不愉快な思いをさせたことを電話で謝罪した。
改めて面会時に主任とケアマネが謝罪した。その後は問題なく良い関係が出来ている。

苦情申出人: 隣人
苦情申出年月日: 平成28年3月9日
苦情内容:

ゴミ収集小屋が、自宅のダイニング前にありカーテンを開けるとゴミが見えるので小屋を移動して
欲しい。

解決内容等:

翌日(10日)電話で謝罪する
12日 移設場所を変更してゴミが外から見えないように、ベニヤ板で目隠しをした。

 

みそのホームマリアの家

苦情申出人: 利用者本人(3名)
苦情申出年月日: 平成27年11月7日
苦情内容:

利用者(認知症の方)が食事やおやつ時に大きな声を出したり、テーブルを叩いたりしてうるさいので、何とかして欲しいと訴えられる。

解決内容等:

食事の時は、自室で食べていただく。(家族に説明し了解をもらった)

苦情申出人: 利用者本人と家族
苦情申出年月日: 平成28年1月22日
苦情内容:

居室のベットのマットレスが硬くて、眠れないと訴えられる。

解決内容等:

別のマットレスと交換し、納得されよく眠れるようになった。

苦情申出人: 利用者本人
苦情申出年月日: 平成28年2月18日
苦情内容:

隣席の利用者と「男鹿」の事を雑談していたら、前席利用者から「あんたに男鹿の何がわかる。知った風な口をきくな」と強い口調で言われた。

解決内容等:

本人にその場から移動してもらい、気持ちが落ち着くまで職員がそばについていた。
苦情を言った利用者は、体調や気分にムラのある方なので職員が中に入って謝罪し、その時その時に対応をしている。