年次報告

年次報告 - 苦情解決取組状況詳細(平成28年度)

 

聖園天使園

苦情申出人: 入所児童の保護者
苦情申出年月日: 平成 29年 3月 25日
苦情内容:

週末の家族交流について、予定を事前に園に連絡することが困難である。これまでも直前の連絡で許可されていたのに、何故ダメなのか。

解決内容等:

【経緯】
〇週末の家族交流については全ての保護者に、園の予定等もあるので時間的に余裕をもって連絡していただきたい旨を伝えている。ほとんどの保護者は理解を示しており、実際に事前に連絡をいただき、予定等を確認した後、交流の予定を決めている。
〇このケースの保護者については、直前の連絡が常であり、園の予定等を考慮することもほとんどなかった。そのため、入所児が楽しみにしていたユニット行事に参加できないことも複数回あった。
〇児童は4月より、生活場所を本園から地域小規模児童養護施設へ変わることもあり、再確認として予定の事前連絡をお願いしたところ、上記内容の訴えがあった。
【対応】
〇園長、園長補佐、担当職員(当時)間で、状況確認、対応協議。
 園の家族交流に関する方針を再確認。改善の必要は現時点でないことを確認した。
・児童相談所へ状況報告をし、今後の家族交流の在り方について指導助言を受ける。
→ 家族交流の内容自体にも問題があった(カラオケボックスで一晩過ごして帰園等)あったため。園の方針を再確認すること、機会をみて児童相談所で家庭訪問を行うことが伝えられる。
・対応担当者の変更
担当職員が保護者対応をしていたが、その役割を家庭支援専門相談員に変更。
〇新たに連絡担当となった家庭支援専門相談員から連絡(電話)。
 保護者側の予定がなかなか立てづらく、直前にならないと決まらないことに理解を示しながら、再度園の方針を説明。必要であれば園に来ていただいて説明する場を設けることを伝えている。難色を示す発言もあったが、その場は一応の理解を示していただいた。
〇その後、本年4月29日の家族交流の申し出があったが、希望する日の4日前に連絡があり、5月の家族交流も前もって連絡をいただいているので、園の方針に納得していただいたと判断している。

 

聖園子供の家

苦情申出人: FT君(中1)
苦情申出年月日: 平成 28年 4月 14日
苦情内容:

K職員がふざけるとなにもないけど、おれがふざけるとおこってくるからあたまにくる。

解決内容等:

心理士対応
本児とK職員でふざけていて制止されたことに腹を立てて書いたとのこと。ふざけていたきっかけや内容については「覚えていない」と。「でももう大丈夫」「解決した」と言い、仲直りしたとのこと。

苦情申出人: МS君(小5)
苦情申出年月日: 平成 28年 8月 15日
苦情内容:

Y職員がうるさいとしか言わないからいやだ。 

解決内容等:

ホーム長対応
自分が気に入らないことがあって書いたとのこと。
今はなんともない、と。

苦情申出人: МS君(小5)
苦情申出年月日: 平成 28年 8月 31日
苦情内容:

自分のゲームをW君がうばってくる。 

解決内容等:

ホーム長対応
ゲームソフトを盗られるとの心配あり。
大人から物の貸し借りについて、全体に伝えることで納得。

苦情申出人: WK君(中2)
苦情申出年月日: 平成 29年 1月 3日
苦情内容:

担当を代えてほしい。

解決内容等:

心理士対応
中庭で遊んでいた本児に意見箱の投書の件で話を聞かせてほしいと声を掛けると、「あれはもうよくなったから大丈夫」とのこと。

苦情申出人: FT君(中1)
苦情申出年月日: 平成 29年 2月 1日
苦情内容:

ルール決めすぎ。

解決内容等:

心理士対応
小学生と中高生のテレビを見る時間帯での不満あり。翌日に行われる部屋会議に、議題として出したらとの提案をして了承。

 

津和野幼花園

苦情申出人: 保護者
苦情申出年月日: 平成 29年 3月 10日
苦情内容:

門扉前への駐車送迎について
門扉前へ駐車したまま送迎される保護者がおり、規則違反ではないかとのご指摘がありました。

解決内容等:

門扉前へ駐車し送迎しておられた母親は、当園に4人の子どもを預けており、当初は規則通りの駐車場から送迎をされていました。しかし、一度送迎時に子どもがお堀に落ちてしまった事故が発生し、規則の駐車場からの送迎は危険と判断したため、特例として門扉前への駐車を許諾し送迎をしてもらっておりましたので、全保護者へ特例として許諾している家庭があるということを周知致しました。

 

みそのホームディサービス

苦情申出人: HI様  サービス内容(レクリエーション)/職員対応等配慮不足
苦情申出年月日: 平成 28年 4月 30日
苦情内容:

戸外レクリエーション花見ドライブ片道30分程で現地到着。休憩・トイレ・水分補給等済ませ(約30分)帰る。帰る車内で、あと10分程で施設に到着する時、具合の悪さ(車酔い症状の様子)を訴える。大きい車の最前列に座ってもらっていたのだが、いったん停車し様子をみる。窓開けして横になるようにして施設に戻っている。施設に到着すると、自力歩行しデイルーム内のベッドに横になり、帰宅までの間休んでいる。

解決内容等:

謝罪し、以後、車輌・席位置等の選択や車内の空気・温度調整に配慮し、現地での様子観察や体調等に応じて見学場所の変更等行なう等無理のないように戸外レクを進めていくことを説明してる。
午前中より運動や入浴、食事、静養等の状況をみて戸外レクの参加希望をとっているが、今後も細心の注意をし、戸外レクリエーションの際は体調不良等緊急時に際してすぐ対応等できる体勢や準備をしていく。

苦情申出人: KI様  サービス内容(静養)/職員認知症対応等配慮不足
苦情申出年月日: 平成 28年 5月 20日
苦情内容:

昼食終了後の静養時、水分補給等用の簡易流し台近くに折りたたみベッド9台を準備し、昼寝をしてもらっている。約30分程度の静養時間としている。KIさんの静養開始時間(食事終了時間)が遅くなっており、先に休んでいた方々が静養を終えトイレ誘導、水分補給を行なっていた。早く起きた方々からお茶等準備していたのだが、準備中の食器類・スプーン等の音がうるさくて休めないとの苦情があった。

解決内容等:

謝罪し以後、注意すると、本人・家族に説明している。利用2回目の利用者さん(認知症状あり)で、施設環境や、雰囲気、他の利用者さんとの関係性等、KIさんの心情や性格・好み等の事前のアセスメント不足等あり。特に新規利用者さんに対応する際は、細やかな配慮や対応を意識するようカンファレンス等で話しあっている。静養後の水分補給等の対応もある程度、利用者さんが起きてからの準備にして行く対応とし、遅くなった方には静養の邪魔にならないよう配慮することにしている。

苦情申出人: HR様 サービス内容(入浴誘導・更衣対応)/認知症対応等配慮不足
苦情申出年月日: 平成 28年 6月 18日
苦情内容:

入浴時、更衣室にて脱衣。脱衣用カゴに着替え用衣類・使用済み衣類を入れてもらう。1回に4人程の更衣してもらう。更衣担当の職員が状況に応じて更衣室に利用者さんを誘導するのだが、利用者さんを多く誘導してしまったため、先に入っていた利用者さんのカゴを移動してしまったことから、入浴を終えたHRさんのいつもの場所で別の利用者さんが更衣しており、“あの人はそんなにえらいのか?その為に自分がよけなくてはいけないのか?・・・”と憤慨してしまう。

解決内容等:

その場で担当職員が謝罪しているが、納得が行かない様子でデイルーム内でも憤慨しており、相談員・管理者が謝罪している。誘導の段取り等を再確認し、利用者さん毎に対応等を徹底し、デイルーム内の職員と更衣担当の職員が連携し確認するよう話し合っている。以後、再発しないよう注意していく。

苦情申出人: HH様  サービス内容(送迎)/ 職員配車対応ミス・連絡ミス
苦情申出年月日: 平成 28年 11月 25日
苦情内容:

朝の迎えの送迎時間が、いつも自宅に到着する時間より20分程遅れる。HHさんからは、“トイレを我慢していた…寒い玄関内で座って待っていた…”との訴えがある。

解決内容等:

送迎担当職員がその場で謝罪。その後、配車担当の職員(管理者)が謝罪している。朝の送迎時に、送迎の順番を確認しておらず、また交通道路状況も朝の渋滞に入ってしまい大幅に遅れてしまう。送迎担当がかわった際の順番の確認、送迎車内携帯電話での家族やご本人への連絡を必ず入れるよう注意していく。

苦情申出人: AK様  サービス内容(静養時)利用者間トラブル/認知症対応等配慮不足
苦情申出年月日: 平成 29年 2月 11日
苦情内容:

昼休みの静養時、眠らない方には談話室にて過ごしてもらっているのだが、ベッドでお昼寝される方は、簡易のベッドを用意して休んでもらっている。ベッド数9台にて対応しており、残りはソファーで大きい窓側に休んでもらい対応している。ソファーで休んでいたAKさんの近くに、新規利用者さんがソファーで休みたいとのこと。職員が誘導したのだが、その方が、隣のソファーで休んでいた方と話し込んでいて、座っているうちに居眠りしていたAKさんが、急に“今は静かにする時間だよ!眠れない!・・・”と注意した様子。新規利用者さんも、話し相手が出来て楽しくて話し込んでいたらしく、近くにいた職員が中に入り対応。AKさんに謝罪し、その後、言われた方にも謝罪している。

解決内容等:

ベッド数に不足があり、今後、対応していきたいと思う。ソファーも少なく、以前の物を利用しているのだが、かなり古くなっており新しいものが必要と思われている。談話室用のソファー等も古くなり必要となっており、今後、予算等を検討し、対応していきたい。

 

みそのホームグループホーム

苦情申出人: 利用者のご家族
苦情申出年月日: 平成 29年 2月 18日
苦情内容:

家族から「食事時間に遅れますが行きますので食べさせないで置いといて下さい」と言う電話があり、不信に思い確認したところ面会時に夜勤職員から毎日食事介助に来てほしいと言われたと少し不満の声で電話があった。

解決内容等:

施設長が電話を受けたので、その必要はなくこちらで対応は出来ることを伝え、謝罪した。現場に確認し管理者から電話と後日面会に来られた時に謝罪した。
当事者の職員には、独断での行動はしないように話した。