年次報告

年次報告 - 苦情解決取組状況詳細(平成30年度)

 

聖園天使園

苦情申出人: 小3男児、小5男児、高1男児
苦情申出年月日: 平成30年10月4日
苦情内容:

「K職員がいなくなって欲しい。」「来年は、K職員と別のユニットにして欲しい。」
「K職員と本園勤務の職員の交換をお願いしたい」
「鍵をかけられて外にいた」

解決内容等:

〇事実確認、応急対応等
戸外放置等の事実確認後、加害職員の自宅謹慎、関係機関へ状況報告、地域小規模を一時的に閉鎖し、加害職員以外の職員、児童が本園へ移動した。
〇加害職員への対応
加害職員は支援の認識を改めさせる目的で、宿直勤務を中止し、主任との並行勤務と支援のあり方の指導を実施し、自身の支援の方法を見直した。尚、加害職員は児童指導員から事務補助職員に変更とした。
〇再発防止策
地域小規模と本園との情報共有、ケース検討等を意識的に実施し、支援の透明化を徹底した。全職員が支援の見直しと最善の利益を追求する支援を考える機会を設けた。
加害職員含め地域小規模正職員には、自身の対応の振り返りと猛省する目的で、職員訓練プログラムを用意し取り組ませた。
〇関係機関との調整
担当課の秋田県地域・家庭福祉課、秋田県中央児童相談所へ状況報告、相談の結果、当園の改善計画に承諾を得た。
〇その後の状況
被害児童に自責感情がない事を確認し、新年度から職員体制を整え、閉鎖中であった小規模を再開した。

 

聖園子供の家

苦情申出人: 小3女子
苦情申出年月日: 平成30年12月9日、2月(4件)、3月(6件)
苦情内容:

家に帰りたい。

解決内容等:

〇原因
姉妹喧嘩回数増は原因。母親からの家庭引き取りについての話が多くなってきたことも影響。
〇処遇方針の検討
児童相談所と母親とも情報共有し、家庭引き取りのプランを話合う。子どもへ帰る時期など伝える。

 

津和野幼花園

苦情申出人: 近隣事業所 職員
苦情申出年月日: 平成31年3月6日
苦情内容:

園児の送迎時間帯において、幼花園前の公道に停車している車がある。      
交通の妨げとなり、迷惑しているので、園側の対応を考えてほしいとのことを電話で伝えられる。

解決内容等:

〇通報者への対応
電話で、ご迷惑をお掛けしていることを謝罪し、園として早急に対応を考えることを伝える。
〇今後の対応
園としては、大門前及び幼花園前の路上駐車は禁止としているので、そのことについて、保護者へ一斉メールを送り、再度の確認と協力を依頼した。
日常的に駐車されていたと思われる2軒については、担任が直接話をし、隣りのコミュニティーセンター駐車場の利用を依頼した。

 

みそのホームディサービス

苦情申出人: 利用者家族
苦情申出年月日: 平成30年6月7日
苦情内容:

連絡帳の家族からの欄に記載「今日の帰宅後、少し興奮していて、“車でずっと遠い所に連れて行かれた…、不安だった…”と話していたとの事。認知症あり勘違いをしていると思いますが、あまり車に長く乗っていて疲れたようです。」との事。

解決内容等:

〇家族への対応
すぐ息子へ電話連絡し謝罪。今後の戸外レクはどうしたらよいか相談した所、「天気の良い日は外に出た方がいいと思っている。気にせず連れて行ってほしい。」との事。
〇戸外レクの実施上の留意点
戸外レクの実施時にあたり、利用者の体調等確認、利用者の参加の意思を確認し、緊急時の連絡先、現地トイレ場所の確認、水分補給用意、事故発生時対応マニュアルを随時確認し、看護職員添乗対応し、片道30分程度の移動時間としている。
今後も、すべての面で条件が合わない場合は無理しないようにし安全に注意し慎重に実施する。

 

みそのホームマリアの家

苦情申出人: 利用者家族
苦情申出年月日: 平成30年11月7日
苦情内容:

朝のお迎え時、玄関のカギの閉め忘れが時々ある(2回)ので、気を付けて欲しいと家族から注意を受ける。

解決内容等:

家族が在宅の場合でも、送迎時には玄関の鍵を必ず閉めるよう、職員間で話し合い、連絡ノートに記入、周知徹底を図った。